ときに自由は人生にマイナスである

ときに自由は人生にマイナスである。

自営業を長くやっておりますが、

男性女性問わず人間に自由を与え過ぎちゃ駄目だなという実感があります。

選択肢が増えすぎると皆それを持て余してしまい、

鬱になるか、自分探しに走るか、詐欺師に騙されるかの3択しかない。

弊社元社員の例を出してみます。

【元社員について】

弊社の元エース社員に

「自由に新規事業考えてきてよ!お金とリソースはプレゼン次第でいくらでも突っ込むから!」

とお題を与えたところ、一週間後にゲッソリした顔で報告してきて

「俺、ビジネス向いてないかもしれないです。自分を見つめ直したいから留学してもいいですか?」

と来られたこともあります。

彼は弊社一番の営業マンでしたが、その騒動以来モチベーションを失ってしまい

パっとしない平凡な人材に成り下がってしまいました。

あくまでも一例ですが、他にも同様の例は沢山経験してきました。

完全なる自由を手にした人間は

明後日の方向に暴走してしまう。

就活で自己分析をやり過ぎた結果、フリーターを選んでしまう大学生がいますね。

暇を持て余し、選択肢を持ちすぎると

誰しも自我・自意識が膨張してしまうようです。

「私はそもそも何がしたいんだろう?」「私は何者なんだろう?」 という

一銭にもならない禅問答を繰り返し、挙句、

鬱になるか、海外へ自分探しに走るか、詐欺師に騙される。

このようなこともあり、人と接するときは

「この人にはどんな制限を与えると一番クリエイティブになるのだろう?」

とまず考えるようになりました。

これはセルフマネジメントにも有効で、どのような場合でも、

制限を予め文章に書き出して「見える化」しておくのが重要だと思います。

制約条件の中で最大のパフォーマンスを出すにはどうすればよいか。

そのとき脳が回転しはじめるからです。

制限が無い=完全なる自由の状態だと、WHATに脳のフォーカスが入ってしまいます。

しかし、世の中、WHATには一銭の価値もありません。

特に内省的な人間ほど、隙あればWHATを考えてしまいます。

なのでWHATを考える隙が生まれないよう、まず最初に制限を与える必要があります。

するとHOWの部分にのみ脳のフォーカスが充てられるようになり、

結果として最大のパフォーマンスが生み出せると思っております。

著者プロフィール

匿名社長
匿名社長
妻子持ちの生涯遊び人とフィクション作家の二名で共同運営しています。
趣味は筋トレ&男のアンチエイジング。
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